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拳骨 (1915年の映画) : ウィキペディア日本語版 | 拳骨 (1915年の映画)[げんこつ]
『拳骨』(げんこつ、, 「エレインの新たな英雄的行為」の意)は、1915年(大正4年)製作・公開、ワートン製作、パテ・エクスチェインジ配給によるアメリカ合衆国のサイレント映画、シリアル・フィルムである〔''The New Exploits of Elaine'', Internet Movie Database , 2010年7月15日閲覧。〕〔『20世紀アメリカ映画事典』、編・畑暉男、カタログハウス、2002年4月、ISBN 4905943507, p.42.〕。日本での別題『エレーヌの勲功』(エレーヌのくんこう)〔。本作は ''The Exploits of Elaine'' の続篇であるが、日本では前作『拳骨』に引きつづき、本作の第1篇を『拳骨 第十五篇 圧搾瓦斯』として封切った。 == 略歴・概要 == 1914年(大正3年)、フランスの映画会社パテ・フレール(現在のパテ)がパール・ホワイトを主演にアメリカで製作・公開したシリアル『ポーリンの危難』 〔, 2010年7月15日閲覧。〕の大ヒットを受けて、レオポルド・ワートン、シオドア・ワートンのワートン兄弟が製作した前作『拳骨』の続篇として製作され、パテ・エクスチェインジが配給して、前作の最終話の公開された1915年3月30日の翌週、同年4月5日に第1篇を公開した〔。本作の第10篇のあとには、続々篇 ''The Romance of Elaine'' が製作された。 日本では、1916年(大正5年)3月、天然色活動写真(天活)が配給して、前作の第1篇『拳骨 第一篇 酸化薬の一種』が東京・浅草公園六区の帝国館で封切られるが〔、本作の第1篇は、別作品とせずに引き続き『拳骨 第十五篇 圧搾瓦斯』として、同年5月20日に同館で封切られた。 現在、本作の原版・上映用プリント等は散逸し現存しないとみなされている〔''The New Exploits of Elaine'', ''silentera.com'' , 2010年7月15日閲覧。〕。
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